ベトナム滞在記

ハノイ・ホーチミンでの生活を中心にベトナムの魅力を紹介中!

ベトナムホーチミンから5時間。海沿いの砂丘の街ムイネー。【準備編】

ここホーチミンはなんてでもあるベトナム随一の大都市。仕事も遊びもほとんど不自由なくできてしまう街ですが、長く住んでいる在住者にとっては遊びの種類が少なくて週末にゴルフ以外のやることがないという声をよく聞きます。
 
筆者も日々の仕事や代わり映えしない生活の中で、ふと遠くに行きたい。海が見たい。そう思い立ち、ずっと行こうと思って行けていなかった場所を思い出しました。
 
そうだ、Mui Ne(ムイネー)に行こう。
 
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そこは海沿いにある砂丘で有名な街。都会の喧騒を離れてゆっくり週末を過ごすべく、筆者はこの町を訪れてきたので、その経験を紹介したいと思います。
 
旅に出るまで
Mui Ne(ムイネー)ってどんなところ?
ホーチミン在住者が週末に都会の喧騒から逃れるためのビーチリゾートとして人気の場所。小さな漁村だったこの町はカイトサーフィンと砂丘で有名な観光地となっている。
 
ホーチミンから約200km離れており、バスで約5時間ほど東に行ったところにあるこのムイネーは観光客にとっては”Ham Tien”をさす。ムイネーとBinh Thuan省の省都Phan Thiet(ファンティエット)の間に位置する。おそらく多くの観光客が過ごすことになるであろうエリアはHam TienのNguyen Dinh Chieu通り。滞在先を決めるときは間違いなくこの通りにあるホテルを予約することをお勧めする。ホテルの予約時には場所をきちんと確認しておいたほうがいいですよ。
 
メインのアトラクションは何?
さてさて、観光地としてどのような魅力があるのかですが、すでに記載の通り、ここはカイトサーフィンで有名なみたいです。シーズンは10月から3月までのようで、確かに筆者が訪れたのが8月だったので、開いていないお店があったり、ビーチに人がたくさん、という感じでもなかったです。
 
それから、ここムイネーはなんと砂丘があります。白い砂の砂丘、赤い砂の砂丘、2種類あり、それぞれの場所で眺める朝日と夕日は格別です。それから、ムイネーから15分ほど行ったところにあるファンティエットは魚醤の生産で知られる街。特に観光地として気になるところはないものの、省都でもあることから地方のローカルグルメを食べたり、お土産を買いたい場合はふらっと市場に行ってみるのも楽しいと思います。
 
やはり海辺の街、ということでシーフードが有名なみたいですが、そのほかにもこんなご当地グルメがあるみたいですよ。
 
Banh Xeo(バインセオ)
言わずと知れたベトナムお好み焼き。実はこのバインセオ、中部と南部で食べ方やつけダレが違います。

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Banh canh(バインカイン)
フォーやブンに次ぐご当地麺グルメのバインカイン。中部地方でよく見かける丸くて太めの米粉麺が透き通った少しあっさり目のスープに唐辛子の辛さがピリッと聞いたお勧めのご当地グルメ。同じく特産の魚のつみれを入ってるものは絶品。

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Banh can Phan Thiet(バインカンファンティエット)
いたるところで見かけるスナック料理。たこ焼きを平たくしてたこを抜いたような感じのスナック。ちょっと小腹が空いたときに。

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Banh quay vac(バインクワイバック)
これおいしいですよね!フエ料理のバインロックを小さく丸くしたような感じです。これは必ずトライしたかったのですが、訳あって筆者は旅行中にトライできず… 皆さんはぜひトライしてみてください!

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これ以外にもどうやらたくさんあるようですね。ちなみに、参考にしたのはこちらのウェブサイトです。(すいません、ベトナム語なんですけどね。)
 
お土産は?
自分のお腹を満足させたら次は友人・知人・恋人へのお土産ですよね。雑貨や陶器くらいしか注目を浴びないベトナムのお土産事情ですが、実は結構いろんなものがあります。特に食べ物は地方ごとに特色があるのでぜひトライしてみてください。
 
Nuoc Mam(ヌクマム)
言わずと知れたベトナム料理に欠かせない調味料の魚醤です。こちらはMui Ne Phan Thietはこの魚醤で有名なようで、お土産を調べていると真っ先に出てくるのがこちらの魚醤。筆者も実際に購入してきました。有名なブランドはCon Ca Vangというブランドです。320mlの6本入りを箱買い。204,000vndでした。

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Thanh long(タンロン)
こちらはいわゆるドラゴンフルーツ。どこでも買えるので目新しさはないですが、産地で食べるとおいしいはず!?

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Banh re(バインゼー)
いもベースの生地を油で揚げたと思われるお菓子のようなもの。残念ながら筆者は試す機会がなく味についてはっきりとはお伝え出来ませんが、見た目的に、これはトライする価値ありそうです。
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Cha ca Phan Thiet(チャーカーファンティエット)
日本でいうつみれというか、さつま揚げというか、そんなものです。中部の海沿いのエリアでは大体どこもあるので何がファンティエット仕様なのかは不明。でも味は文句なし。

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Banh com sua(バインコムスア)
お米を使ったお菓子です。こちらはドリアン風味のものも多く、日本人には少しきついかも?魚醤とともにベトナム人のご友人向けに手軽なお土産です。筆者も実際にファンティエット市場で購入。1袋12,000vndでした。

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ちなみに、おみやげについて参考にしたのはこちらのウェブサイトです。(すいません、こちらもベトナム語なんですけどね。)
 
どうやっていくの?
このムイネーという場所、ホーチミンからどうやって行くのかというと、いろいろと調べた結果バスが最も便利なようです。4~5時間と夜行バスで行くには少し近いし、日中のバスで行くには少し遠いし、と微妙な距離感なのがなんとも辛いところ。今回筆者が利用したTheSinhTouristやPhuong Trangnなど大手バス会社・旅行会社がムイネー行きのバスを1日に何便か出しており、往復で300,000vnd以内で行けます。
 
さあ、行きたいところと食べたいものがみつかってバスチケットも用意できたらあとはいってみるだけ!ということで、次回記事では筆者の1泊3日弾丸旅行も模様をお届けしたいと思います。